健康食品・化粧品原料

化粧品原料

爛漫（ランマン）酒粕エキス

１．爛漫酒粕のHSP60発現誘導

HSP60はシャペロニンファミリーのひとつでタンパク質のフォールディングに重要なタンパク質であり、加齢と共に減少する。
爛漫酒粕エキスを凍結乾燥し、CACO-2細胞に対し培地中の濃度が0.1mg/mlになるように添加し、12時間培養した結果、HSP60の発現レベルが上昇した。
２．爛漫酒粕の抗老化作用

Thymidineは老化誘導物質として知られている。事前に爛漫酒粕を添加したCaco-2と無添加のCaco-2を培養し、Thymidineを加えて培養を継続した。爛漫酒粕が添加されたCaco-2は無添加よりも細胞増殖が長く継続した。
３．爛漫酒粕による抗Doxorubicin老化誘導

Doxorubicin (DXR)：抗がん剤で老化誘導にも使用される。
爛漫酒粕により細胞増殖抑制作用が緩和された。