健康食品・化粧品原料
化粧品原料
シベリアグレース
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品名
シベリアグレース
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入数
1kg
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1.シベリアカラマツエキスと海岸松樹皮抽出物の抗酸化活性に関する比較
シベリアカラマツエキス(乾燥固形分)と海岸松樹皮抽出物(乾燥固形分)の抗酸化活性の比較は、モデル条件下で生成されるラジカルカチオン(ABTS・+)に対する抑制能に基づいて評価した。
ラジカルカチオンABTS・+を用いた抗酸化活性に関する評価試験結果から、海岸松樹皮抽出物(5.14 mmol [trolox]/g[乾燥物質])と比較して、シベリアカラマツエキス(8.26 mmol[trolox]/g[乾燥物質])は約1.6倍の抗酸化活性示した。 -
2.50µM DPPH の50%消去能
検体溶液を順次ETOHで希釈し(1ml)、50µMのDPPH溶液(4ml)と混合し規定する時間反応させ、517nmで吸光度を測定する。
消去率(%)=[1-(A検体-Ablank)/ADPPH] × 100%
※脂溶性ビタミンCとアスタキサンチンは予備試験系にてIC50を求められる結果が得られなかったため、本試験での測定が不可能であった。 -
3.タキシフォリンのチロシナーゼ阻害効果
濃度依存的に高い活性を示す。美白機能に優れている。
(1μM Taxifolin = 0.0676%シベリアグレース) -
4.タキシフォリンのヒト好中球エラスターゼ阻害活性
タキシフォリンは濃度依存的に好中球エラスターゼを阻害したため、
しわの予防効果が期待できると考えられた。 -
5.シベリアグレース中のタキシフォリン
[左]タキシフォリン標準品
[右]製造から4年経過したシベリアグレース:製造時の濃度から減少が殆ど生じていません。 -
6.シベリア落葉松エキスを添加した際のビタミンC残存率
アスコルビン酸濃度が0.125mg/mlに調製された水溶液にシベリアグレースを1%添加した物と無添加の物でアスコルビン酸の残存率を測定した。90℃で30分加熱してから三日間保管した物と加温せず三日間保存した物も比較した。シベリアグレースには加温されたアスコルビン酸であっても保護する効果を有すると考えられた。